ミクロゲン・パスタと眉

眉はヒトにしかない顔のパーツです。「眉をひそめる」「眉を吊り上げる」「眉一つ動かさない」「眉をひそめる」などの慣用表現もあるとおり、眉は、その人の表情をよく表現し、顔の印象にも大きな役割を果たしています。

オードリ・ヘップバーンの眉/「ローマの休日」のワンシーンマンガやイラストでは、眉と目の形と一を大きく動かして顔の表情を自在に変え、その人物の感情を表しています。ところで『眉に唾をつける』のは、狐が人をだますときにその人の眉毛の本数を数えるので、本当の本数が分からないように唾をつけて濡らすことから、「だまされないよう用心すること」の意味になったそうです。

古代エジプトでは、アイ・メイクアップは重要で、アイライン、アイシャドウとともに、眉の全部や一部を剃って、形を整え、墨を入れていたようです。*1 日本の平安時代も眉をすべて剃り、描いていたことがその頃の絵巻物などで分かります。当時は男女共通の習慣でしたが、江戸時代には、お歯黒とともに眉毛を全て剃るのは女性のみのとなりました。ダビンチの描いたモナリザにも非常に細い眉が描かれていたことがわかっています。時代、地域ごとに、習慣や流行で、いろいろな眉の手入れの仕方があったようです。

ミクロゲン・パスタは眉毛の育毛剤として、戦後に売り出した商品です。その頃は、人気女優オードリー・ヘップバーンに憧れ、太い眉毛が流行っていました。


出展


1. Pluck Like An Egyptian?, The History of Eyebrows | Beauty Blitz

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