ミクロゲンとは

ミクロゲン・パスタのパスタは軟膏の意味で使われています。医薬の専門用語では泥膏をパスタ剤と呼び、厳密には軟膏と別の剤形を表します。医療用語でドイツ語由来といわれていますので独和辞典で調べると、軟膏の意味で、Pasta(パスタ)とPaste(パステ)の両方が掲載されています。*1 pasteは英語の「ペースト(軟膏)」と同じ綴りです。現在では、パスタといえば、イタリア料理の麺やマカロニなどを思い浮かべますが、イタリア語のpastaには、別に軟膏や練り物の意味もあります。同時期に発売されたロゼット社の洗顔フォーム「ロゼット洗顔パスタ」でも、「パスタ」が使われています。

大腸菌と小型風力発電機/微生物ゲノミクスと小規模発電


では、 「ミクロゲン」にはどのような意味があるのでしょう。
ローマ字表記の MICROGEN を調べると、おもに、2つの語の略として、使われています。

microbial genomics

微生物の遺伝子解析など、主に、酵母菌や大腸菌など対象に遺伝子レベルまで研究する学問です。酵母菌の隠された能力をみつけたり、繁殖力の強い大腸菌に薬の成分を作らせたりします。

micro generation

ミクロは、マクロと対をなす言葉で、小さいもの、微細な物を表します。例えば、顕微鏡は microscope で「微細な物を観察するもの」となります。generation は、世代ではなく、 ジェネレーター(発電機)と同源で、発電です。人間の活動(歩行やクラブでのダンス)や小さな風車、側溝や小川での水力発電など、巨大ダムを使った水力発電、火力や原子力発電所に対して、小さな発電のことを表す言葉です。

どちらも、近代的な最先端の用語です。このため、遺伝子解析の薬品やシステムにその名前がついたり、小規模発電を専門に研究するベンチャー企業の名前になっています。

まさか、遺伝子やエネルギー問題などに関係するとは、命名者である創業者も思わなかったでしょう。


出展


1. ハンディ マイスター独和辞典, 大修館書店、ISBN-4-409-01255-6

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